アラサー独女がキャリアとか恋愛とか全部ひっくるめてやりたいことをやり尽くす日々を記録してみる。

このブログは、将来独立を目指す某クリエイターの日々の記録です。 ベンチャーで働く同世代の方や独立を目指す女性に読んで頂けたらと思います。 仕事や日々の生活を通じて、得た経験や知見を共有していきます。

マニアックなレトロゲーム紹介①「ダブルキャスト」

今回から、私が学生時代に好きだった、マニアックなレトロゲームを紹介していきます。最近の若い人はスマホゲーム以外をあまり知らないと思いますが、この機会に隠れた名作をプレイしてみてはいかがでしょうか。

第1回目はこちら。「ダブルキャスト」です。 

ダブルキャスト

ダブルキャスト

 

1998年の発売当時、フルアニメーションのゲームはなかったため、当時、最先端とも言えたゲームがこの「ダブルキャスト」でした。もちろん、アニメーションを使ったゲームは他にもありましたが、当時はオープニングテーマやエンディングテーマ、大事なシーンのみアニメーションを使うということが主流だったのに対し、こちらの「ダブルキャスト」は本当に全てがフルアニメーションです。しかも、選んだ選択肢によって結末が変わるため、エンディングが約30パターンも用意されていました。それら全てがフルアニメーションで描かれています。さらにアニメーション制作があのプロダクションI.Gです。プロダクションI.Gといえば、近年だと「攻殻機動隊」「進撃の巨人」を作っていますね。ストーリーが一本道なアニメと違い、約30パターンもあるエンディングまでの道筋すべてをフルアニメーションにするというのは、長いゲームの歴史から見ても他に類を見ないです。アニメーションを作るのは外注費がかかりますからね。

(注意:ここから先はネタバレを含みます。読みたい人だけ読んでください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダブルキャスト」の魅力はフルアニメーションであることだけではありません。タイトルが「ダブルキャスト」となっていることからも想像できると思いますが、このゲームは大学の演劇部での物語になっています。そして物語を進めていくうちにこのタイトルには別の意味も含まれていることに気付かされます。それは、ヒロインである美月が二重人格者であり、時々「志穂」という別の人格に入れ替わって物語が進む点です。導入部では「演劇部に所属している大学生たちの青春ストーリー」を前面に押し出していますが、選択肢を間違うとヒロインが「志穂」という殺人鬼の人格に入れ替わり、当初の青春ものはどこへやら…というくらいのサスペンスストーリーに変わります。もちろん、選択肢を間違わなければ、困難を乗り越えて、きちんと青春ストーリーとして物語は収束を迎えます。

ダブルキャストはあのアニメに似ている

この意図的なミスリーディングの仕方は、近年の例だとアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」に似ているかもしれません。こちらも、最初は可愛らしい魔法少女アニメと見せかけておいて、途中から重厚なストーリーに切り替わりました。どちらも良い意味でユーザーや視聴者を裏切る例です。

 

この記事を書く上で、たまたま以下のサイトを発見しました。なんと今年で発売20周年だったようです。近年はスマホゲームが主流になってきて、今回ご紹介したようなアドベンチャーゲームは日陰の存在になりましたが、こういうゲームもスマホゲームで出たら良いのになぁと思います。

www.inside-games.jp

なぜ近年はこのようなゲームが少ないのか

様々な要因がありますが、一番言えることはゲームのビジネスモデルが転換したことが挙げられるでしょう。主に以下が要因と考えられます。

  1. オンラインゲームの台頭
  2. じっくり遊ぶよりスキマ時間で遊ぶ

オンラインゲームの台頭

オンラインゲームの台頭により、「終わり(=エンディング)のあるゲームより、終わりのないゲーム」が増えました。終わりがあると、勿論「遊び終わる」瞬間が出てきます。遊び終わってしまえば、ユーザーは次のゲームへ移ってしまいます。そこで、一回ファンになったらユーザーを離さないゲームが増えたため、終わりのあるゲームは少なくなってきました。

じっくり遊ぶよりスキマ時間で遊ぶ

時代性も反映されていると思いますが、現代人はみんな忙しいんですよね。一つのことに集中することが少なくなってきたように思います。スキマ時間にちょこっと遊べるコンテンツの方が今は受け入れられやすいです。例えば「今、この瞬間5分だけ遊ぶ」とかそういうことができるものじゃないと受け入れられにくいです。このゲームに限った話ではないですが、昔のゲームはそれができない。拘束時間が長いんですね。1回始めたらセーブできるまでが長いので。現在の感覚だと10分拘束されて、しかも中断できないのは辛いです。

 

マニアックなレトロゲーム「ダブルキャスト」いかがだったでしょうか。今とはだいぶ勝手は違いますが、名作であることには変わりないですよ。隠れた名作プレイしてみてくださいね!